
社団法人熱海青年会議所(熱海JC、高橋一美理事長、会員38人)は7日、熱海商議所で8月例会を開き、オブザーバーで出席したOBの田中秀宝氏(45)と森田金清氏(46)があいさつした。
9月7日投開票の熱海市長選に立候補を予定している3人の内、2人が熱海JCの出身者。OB会代表幹事の田中悟志氏、藤曲敬宏氏らも参席した。
田中氏は「過去の繁栄を思い出話にするのはもうやめよう。熱海には中心部の温泉旅館街全滅という空前の大火災を乗り越えた底力がある。熱海に生まれて良かったという街を取り戻したい」。
森田氏は「学校を出て大好きな熱海に戻ってきても職がなく、この8年で30代-40代の人の20%が熱海を出て行ってしまった。この閉塞した熱海を変えられるのは私たちの世代。可能なら先頭に立って変えていきたい」。ライバル関係にある二人も熱海の復活に寄せる思いは同じ。握手を交わしてエールを送った。
市長選へは現職の斉藤栄氏(51)も立候補を表明している。
同JCでは毎月例会を開き、様々なテーマを設けて地域発展について研鑽している。
◇青年会議所(JC)
地域との協働により社会の発展に貢献することを目的とする20~40歳の会員で構成。理事長など全ての役職任期は1年。様々な役職を経験することで実践経験を積む。OBも含め各界で社会貢献しており、国会議員をはじめ、知事、市長、地方議員などに人材を輩出。
田中秀宝OB
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