
JR東日本横浜支社は29日、熱海市役所で会見を開き、2016年度に完成予定の熱海駅ビルの外観及び内観のイメージ図を公表。今年秋から工事に着手すると発表した。
外観は熱海の自然と風景を印象付ける淡いブルーの海と白い波の色が基調。さらに温泉の魅力を感じさせようと障子の木枠のような大きな窓を5カ所に設置する。
内観は改札口の上部に自然光を感じる吹きぬけを設け、旅の高揚と非日常を感じる空間を演出している。当初の予定では2015年春の完成予定だったが、資材の高騰などで入札が不落となり、ようやく28日に建設会社が決まった。
屋上階を含む鉄筋4階建てで大きさは横140メートル、奥行き25メートル、高さ20メートル。延床面積7600平方メートル。市の観光案内所のほか、飲食店、物販の店舗が入る。運営会社は湘南ステーション株式会社。伊東寄りの旧保養所跡には70台分の平地式駐車場も設置される。
熱海駅・駅ビルの大改修は東京五輪があった1964年(昭和39年)以来で、駅の景観は一変する。駅施設は一足先に2015年度に供与を開始する。改札口は現在と同じ位置となる。
外観
記者発表するJR東日本横浜支社・三品弘之事業部長
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