【社寺】鹿島神宮で御船祭、来宮神社と阿治古神社が鹿島踊りを奉納

鹿島神宮(茨城県鹿嶋市)の12年に1度の水上祭「御船祭(みふねまつり)」が2日、鹿嶋市から千葉県香取市をむすぶ湖や河川で営まれた。利根川に設置された特設会場では来宮神社(雨宮盛克宮司・古谷勲保存会長)と阿治古神社(杉崎賢宮司・内田充保存会長)の鹿島踊り保存会がそれぞれ舞い披露した。

奈良・平安時代に鹿島地方で始まった鹿島踊りは鎌倉時代に海路で熱海にも伝わったといわれる。来宮神社からは27人、阿治古神社からは72人が訪問した。両保存会ともに3回連続の3回目の参加。

同祭は日本三大船祭の1つ。鹿島神宮の神様と香取神宮の神様が利根川を船を渡って会う神事で12年ごとに交互に訪問する。1700年前から伝わる鹿島神宮最大の祭典であらゆる邪気をはらう願いが込められている。

 

kino

写真=来宮神社

 

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ピックアップ記事

  1. 2023-8-23

    熱海海上花火大会に1万2千人、手荷物預かり場に長い列

    熱海海上花火大会の夏季シリーズ第5弾が8月22日夜、熱海湾であり、1万2千人(主催者発表)が…
  2. 2023-8-21

    被災地を照らす大輪の花火 伊豆山港で海上花火大会

    熱海市の伊豆山港で8月20日、伊豆山温泉海上花火大会が開催された。午後8時20分から35分ま…
  3. 2023-8-17

    お盆の夜焦がす網代温泉海上花火大会 去り行く夏惜しむ

    熱海市の網代湾で8月16日午後8時30分から、網代温泉海上花火大会(同温泉観光協会主催)が開…
  4. 2023-8-17

    熱海市で「百八体流灯祭•送り火」長浜海岸に110基のかがり火

    熱海市のお盆の伝統行事「百八体流灯祭」(多賀観光協会主催)が8月16日夜、多賀地区の長浜海岸…
ページ上部へ戻る