
鹿島神宮(茨城県鹿嶋市)の12年に1度の水上祭「御船祭(みふねまつり)」が2日、鹿嶋市から千葉県香取市をむすぶ湖や河川で営まれた。利根川に設置された特設会場では来宮神社(雨宮盛克宮司・古谷勲保存会長)と阿治古神社(杉崎賢宮司・内田充保存会長)の鹿島踊り保存会がそれぞれ舞い披露した。
奈良・平安時代に鹿島地方で始まった鹿島踊りは鎌倉時代に海路で熱海にも伝わったといわれる。来宮神社からは27人、阿治古神社からは72人が訪問した。両保存会ともに3回連続の3回目の参加。
同祭は日本三大船祭の1つ。鹿島神宮の神様と香取神宮の神様が利根川を船を渡って会う神事で12年ごとに交互に訪問する。1700年前から伝わる鹿島神宮最大の祭典であらゆる邪気をはらう願いが込められている。
写真=来宮神社
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