
仲秋の名月を迎えた8日夜、伊豆山神社で「第63回源実朝を偲(しの)ぶ仲秋の名月 伊豆山歌会」が開かれた。
今年は台風14号の接近で雨に見舞われたため、本殿で開催。原口尚文宮司の神事のあと、斉藤栄市長や伊豆山温泉観光協会の関係者らが玉ぐしを捧げ、実朝の舞などを奉納した。
献歌では熱海芸妓の冴月(さえづき)さくらさんが献読。加藤登美緒さんが琴、須藤英二さんがフルートを献奏し、伊豆山にゆかりが深く、歌人でもあった鎌倉3代将軍実朝をしのんだ。
歌会には33都道府県から郵送で一般の部に305首、小学生645首、中学生780首の応募(ほかに当日投稿125首)があり、歌人の大島史洋、久々湊盈子、小島ゆかり、吉川宏志各氏が選考。午後3時半から熱海市伊豆山のハートピアホテルで授賞式と講評があった。
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