
熱海市役所の第3庁舎入口に鎮座する「御殿稲荷(いなり)神社」(雨宮盛克宮司)で21日、秋祭があった。雨宮宮司が神事を執り行い、祝詞を奏上したあと、同神社の世話人の講元代表の盛岡俊光さんや地元新宿町内会の住人とともに斉藤栄市長夫妻が玉串を奉てんし、家内安全や熱海市の発展などを祈願した。
斉藤市長は「岡本ホテル跡地を市が購入できたのは御殿稲荷のお導きだと思っている。一昨年末に地元町内会の方々が石垣を改修し、社殿を塗り替えた際に一緒にお参りさせていただいたが、その直後に跡地購入の話が飛び込んできた。熱海市役所の守り神です」とあいさつした。
◇御殿稲荷(ごてんいなり) 江戸幕府三代将軍・徳川家光は、家康が大湯の温泉で湯治した熱海に湯治御殿を造らせた。その際、御殿の鬼門除けのために京都京都伏見神社より分祀して建立した。
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