
日本ジオパーク委員会が世界ジオパークへの加盟推薦を決めた「伊豆半島」が2014年12月までに申請されることになった。伊豆半島は今年8月28日に世界ジオパークへの推薦が決まっていたが、国内順位は北海道のアポイ岳に次いで2位。加盟申請は1カ国につき同時に2カ所までのため、伊豆半島が2014年中に申請できるかは2013年に推薦された阿蘇の結果にかかっていた。
23日、カナダで開かれたユネスコ会議で阿蘇ジオパークの加盟が決定したため、伊豆半島が2014年12月までに世界ジオパークへ申請されることが確定した。早ければ2015年9月にも「伊豆ジオパーク」(熱海市など7市8町で構成)が世界ジオパークに加盟される。
◇伊豆ジオパーク推進協議会 熱海市、沼津市、三島市、伊東市、下田市、伊豆市、伊豆の国市、東伊豆町、河津町、南伊豆町、松崎町、西伊豆町、函南町、長泉町、清水町
◇ジオパーク 地質学的に貴重な地層や地形などの自然遺産を守り、観光や教育に生かしていこうとユネスコが支援。現在、国内には33カ所のジオパークがあり、そのうち6カ所が世界ジオパークに認定されている。伊豆半島は2012年9月に日本ジオパークとなった。
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