
熱海駅舎駅ビル建替え工事が11月から始まり、1日につき30台前後の大型10トントラックとクレーン車が駅ロータリーに入り込み、足湯跡地で搬入搬出の作業をすることが分かった。作業日は月曜から土曜の午前8時から午後6時30分と夜間の午後9時から翌朝午前5時。大型工事車両が入るのは午前9時から午後5時の時間帯。日曜日、ゴールデンウィーク、お盆期間、年末年始は原則工事を行わないという。
10日開かれた市議会9月定例会の観光福祉建設委員会で藤曲敬宏議員(自民・爽心会)が市当局に「これから熱海は繁忙期に入り、この時間帯に30台もの大型車が駅ロータリーに入れば大渋滞や事故が懸念される。旅館ホテルの送迎バスもあり、この搬入搬出は早朝か、夜間にしてもらいたいという声が強い。施工業者との打ち合わせは出来ていないのか」と問いただした。
これに対し、菊地充観光建設部理事(駅前広場整備担当)は「JR東日本の話では、搬入搬出はなるべく早朝、夜間にということだった。施工業者とはまだ内あわせができていないので要望する」と答えた。
同議員によれば、10月2日にJR東日本と大成建設の担当者が地元住民、商店街関係者を集めて工事説明会を開き、協力と理解を求めたという。作業工程表も示され、工事期間は平成26年11月から平成28年3月。大型トラックやクレーン車を停めるにあたって、現在レンガが敷き詰められている旧足湯付近のレンガをいったん外してアスファルトで舗装し、完成後に復旧工事をする案と鉄板を敷いて養生する案が協議されているという。
(編集主幹・松本洋二)
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