
熱海市議会は9日、決算特別委員会(杉山利勝委員長)を開き、9月定例会で上程された平成25年度の一般会計及び特別会計決算案、公営企業各会計決算案を審議して採決した。一般会計及び特別会計決算案は、金子芳正、米山秀夫(公明)、藤曲敬宏(自民党・爽心会)の3議員が反対したが、賛成多数で。公営企業各会計決算案は全会一致でそれぞれ承認した。本会議の採決は17日に行われる。
反対した議員からは、①指定管理料を市が支出している姫の沢公園、自然の家、起雲閣、小山臨海公園4施設はいずれも黒字になっているが、この支出残額の公正性②指定管理運営において市が支出金を出し、残りを利用料金で賄うシステムの在り方③人口減少が続く中での補助金の見直し③起雲閣の指定管理選定の手続き――を疑問視したり、追究する声が上がった。
◇平成25年度一般会計
歳入 206億9542万円(前年度比9.0%増)
歳出 200億1571万円(同10.5%増)
実質収支 6億3635万円(繰越金等を除く)
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