
創業150余年、熱海の老舗干物店「釜鶴」5代目の二見一輝瑠(ひかる)さんが2日、熱海港で開催された「さおさかなフェスティバル」で体験型干物教室を開いた。
網代湾で朝水揚げされたムロアジと本カマスを使い、参加した9人の親子に干物作りのノウハウを伝授。子供たちには直接手をとって二枚おろしなどを指導し、塩漬けまでを手伝った。その工程を多くの市民や観光客が興味深く見守った。干物は3時間ほど天日干しして完成し、参加者たちは満足そうに持ち帰った。
11月4日は釜鶴の先祖で郷土の義人として知られる釜鳴屋平七の命日。今年は供養祭(熱海市)は行わず、11月4日まで「釜鳴屋平七150年祭」として干物が当たるくじ引きキャンペーンを実施している。
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