
自民党の小泉進次郎内閣府・復興大臣政務官が9日、衆院選静岡6区に立候補した勝俣孝明氏(自民前東海比例)の応援演説のため熱海入りし、熱海駅前で街頭演説した。
今選挙の争点アベノミクスついて「子供たちにこれ以上借金のツケを残さないという財政の再建。毎年総理大臣がコロコロ代わらないない政治の安定。先のことを考え、絶対に成功させなければならない」と強調。「人口が減っている、どうしよう、どうしようと悲観的な考えからそろそろ発想を変えませんか」と問いかけ、「人口減少は熱海だけじゃなく、日本全体の問題。減少する中でどうやって次の世代に豊さと活力を引き渡せるか、を考えることが大切。そのためにもアベノミクスを絶対に成功させなければならない」と訴えた。
石破茂内閣府特命担当大臣の下で政務官として取り組んでいる地方創生については「熱海と言えば全国的に温泉、熱海と言えばレジャー、というようにより魅力的なまちづくりを促すもの。若い世代やあらゆる世代が東京に行かなくとも楽しい人生を送れるような魅力的な地域として発展できる街づくりをすること」と説明した。
演説では「毎日、全国を回っている中、今日はどこへ行くのと聞かれ、今日は熱海ですというと、えっ、この選挙中に温泉? と言われた。熱海というのはそういう歴史的な印象がある特別な場所なんですね」などと、随所にご当地ネタを盛り込み、およそ750人の聴衆が熱海駅前を埋めつくした。
来賓の高橋幸雄市議会議長、佃弘巳伊東市長も応援のマイクを握り、勝俣氏の街頭演説に続いて藤曲敬宏市議の「頑張ろうコール」で締めくくった。小泉氏が熱海市で演説するのは初めて。今選挙の静岡県入りも今回だけ。演説後には握手を求めて多くの市民が小泉氏に殺到した。
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