
第47回衆議院総選挙(12月14日)で熱海市から転出後3カ月未満の有権者269人に投票所入場券が発送されていなかったことが分かった。17日、熱海市選挙管理委員会が発表した。転出者から「届かなかった」の指摘があり、市の調査で分かった。印刷ずれがあり、シールを張って修正する手はずになっていたが、放置したままになっていたという。
転出後3カ月未満の人は熱海市の選挙人名簿に登録され、市から郵便で投票所入場権が発送される。269人のうち1人は身分を証明するなどして自主的に期日前投票したが、残り268人は投票できなかった。
◇斉藤栄市長 今回の件は人為的なミスが原因で起こったものであり、公職選挙法に「投票所入場券を交付するよう努めなければならない」という規定があることを考えれば、誠に遺憾といわざるを得ません。今後は再発防止に取り組み、市民の皆様の信頼回復に努めてまいります。
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