
天皇陛下の誕生日(12月23日)に献上する早咲き梅の枝切り作業が17日、「日本一早く咲く梅」で知られる熱海梅園であった。熱海市観光経済課の職員が紅梅の八重寒紅(やえかんこう)と白梅の冬至梅(とうじばい)の2種類計20本を丁寧に切り取った。この1mほどの梅の枝は市庁舎の暖めた室内でつぼみを膨らませたあと、22日に宮内庁へ届ける。
熱海市では、今年で81歳を迎えられる天皇陛下が皇太子時代の1969年から毎年続けており、今年で46回目迎える。この梅は英国大使館や韓国大使館にも持参する。
◇熱海梅園の梅 58種類473本が植えられており、現在早咲き種の梅26本が開花。献上梅の枝切りは昨年より1日早く、開花している梅も15本多い。開花スピードは最近10年で3番目。新年1月10日に熱海梅園梅まつりが開幕する。
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