18日の最終本会議で一般会計予算補正案(議案60号)の採決があり、佐藤元昭議員(自民・爽心会)と米山秀夫(公明)が反対の立場から討論を行った。佐藤氏は「第3庁舎の建設で補正5000万円、駅前広場の工事開始でも9億円だった予算を11億円に2億円増やしてもまだ完成していない。自分のお金なら予算内で済ませようとするはず。市民の血税を自分のお金のように当たり前のように補正に使う当局案に憤りを感じる」。
米山氏は「市税過誤納金の穴埋めに市税3235万円を投入するのは、納得できない。2度にわたる同様の補正予算を提出することに対する行政トップとしての責任者の自覚の希薄さも理解ができない」。賛成の討論はなかった。
採決では、杉山利勝副議長が棄権退席し、賛成7人、反対7人の同数になったため、高橋幸雄議長が「賛成」し、異例の議長裁決で可決した。
◇採決(議長=高橋幸雄)
賛成議員(7)=小森高正、鎌田武俊、山田治雄、金森和道、稲村千尋、蛭川麻季子、越村修
反対議員(7)=米山秀夫、金子芳正、佐藤元昭、川口 健、藤曲敬宏、梅原一美、村山憲三
退席議員(1)=杉山利勝(副議長)
議長裁決(賛成)=高橋幸雄
◇佐藤元昭議員の反対討論 「市民の血税を自分のお金のように補正に使う当局案に憤りを感じる」
◇米山秀夫議員の反対討論 「2度にわたる同様の補正予算を提出することに対する行政トップとしての自覚の希薄さが理解できない」
採決(賛成7、反対7)
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。