熱海市と函南町にある十国峠で12月17日、「十国峠ノスタルジックナイト」が始まった。十国峠ケーブルカーを営業する伊豆箱根鉄道が、開業60周年記念イベントで企画したもので、営業時間を延長して午後5時から初開催した。
標高770mの十国峠山頂広場には、2千個の発光ダイオード(LED)キャンドルが並べられ、夕日に染まる富士山を幻想的に映し出した。日が沈むや湯河原、真鶴の夜景の先に横浜のランドマークの大観覧車「コスモクロック21」と房総半島。およそ100キロの距離にある東京タワー、東京スカイツリーも望める。三島、沼津の夜景も一望でき、360度のパノラマが見ることができる。
大仰な前宣伝がなかったにもかかわらず、初日から若いカップルや家族連れが訪れ、200人ほどが史上初となる夜の十国峠を楽しんだ。18、23、24、25日にも開催され、熱海駅からはバスの臨時便が運行されている。イブの夜にはぴったりのデートスポットだ。
問い合わせは十国峠ケーブルカー☎0557-81-6895へ。
◆点灯 午後5時。ケーブルカー(往復大人720円、子供360円)の最終便は上りが7時35分、下りが7時50分。箱根西麓三島野菜を使った温かいスープを各日100食限定で振る舞う。
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