
全国の市町議会の1回生議員による「財政分析」をテーマにした研修会が、5日から熱海市役所第3庁舎で始まった。参加しているのは全国市町村財団の国際文化研究所(大津市)で研修を受けた議員たちで、ホスト議会の越村修、蛭川麻季両市議が幹事を務めた。
開講式では高橋幸雄議長のあいさつに続いて、都留文科大講師でNPO法人多摩住民自治研究所の大和田一紘所長が「財政分析」を講義。市町村固有の社会状況や地域性にあった財政運営などをレクチャー。研修では「歳入歳出の仕組みや地方交付税算定台帳の使い方などをグループで学習した。
2日目の6日は斉藤栄市長の講座などがあり、最終日7日は熱海市議会議場を使って模擬本会議が開かれる。
同研修会は昨年5月に珠洲(すず)市(石川県)で行われ、今回が2回目。熱海市での開催には、全国から集まった議員に熱海の魅力を伝え、将来的に行政視察先として熱海を選んでもらう、ねらいがある。
(編集主幹・松本洋二)
◇主催 ジャイアミー(自治体研修有志の会)、熱海市議会
◇参加議員 県外から20人、県内から13人。
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