【社会】県津波対策説明会、熱海市街は10メートル

静岡県と熱海市は26日、熱海市下多賀の南熱海マリンホールで「津波対策についての説明会」を開いた。町内会、自主防災会、消防、警察、観光、商工関係者ら約200人が出席。説明会では静岡大学防災総合センターの原田賢治准教授が「相模灘で想定される津波と津波防災」をテーマに講演した。津波のスピードは水深4000メートルで時速700キロ、水深100メートルで時速110キロ、陸上では時速25キロ。水深が浅くなるほど速度が遅くなるが、その分、津波が高くなる。県が公表した想定ではレベル2(相模トラフ沿いのM8.5)の地震が発生した場合、熱海中心部で最大10メートル、伊豆山、上多賀、網代で最大12メートル、初島では最大18メートルの津波が予想される、としている。
◇海抜 糸川遊歩道の糸川橋付近が海抜4.1メートル、熱海市役所前の花広場付近が海抜10.6メートル。

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