熱海市の齋藤栄市長は12月15日、政府の観光支援事業「GoToトラベル」が年末年始の書き入れ時である12月28日〜1月11日まで一時停止となり、停止対象の28日以降ほぼ満室だった市内ホテル旅館にキャンセルが相次いでいることに関し、文書で「宿泊施設のみならず、広範囲な市内経済への影響は大きい。感染対策とバランスを取りながら経済を回して行く」とコメントした。
市長は「全国的に見て新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない中で、拡 大を防ぐ観点からは仕方のない側面もある」と一定の理解を示した上で「宿泊施設へのキャンセル による直接的な影響はもとより、宿泊施設従業員や、宿泊施設へ食材を卸して いる事業者をはじめとする取引事業者、土産物店、飲食店などその影響が広範 囲に及ぶことから、観光を基幹産業とする本市にとって経済への影響は大きい 」と憂慮。「市といたしましては、引き続き感染防止対策と経済を 回していくことのバランスをしっかりと取りながら、ウイズコロナの時代に対 応していきたいと考えている」と述べた。
(熱海ネット新聞)
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