熱海市は１２月２５日、年末恒例の「今年の１０大ニュース」を発表した。齋藤栄市長をはじめ、市の幹部職員と広報担当者が選考したたもので、トップは「熱海市が観光庁長官表彰受賞」を選出した。２位が「伊豆半島が「世界ジオパーク」に認定、３位は無火災期間　火災統計史上2番目の記録を達成ーと続いた。
（熱海ネット新聞）

■熱海市10大ニュース　２０１８

1. 熱海市が観光庁長官表彰受賞（10月）
熱海市が、魅力ある観光地づくりや観光客の誘致など、観光の振興・発展に貢献した団体や個人を表彰する「第十回観光庁長官表彰」を受賞しました。市長を座長とした「熱海市観光戦略会議」を設置後、官民一体の「オール熱海」で取り組みを進め、シティープロモーションや地域資源の掘り起こしを行った結果、観光客数が308万人まで増加、若年層の新規顧客を獲得に成功していることが高く評価されました。

 
2. 伊豆半島が「世界ジオパーク」に認定（4月）
4月17日に、伊豆半島ジオパークが国内9地域目となるユネスコの世界ジオパークに認定されました。熱海市では、熱海市街、初島、錦ヶ浦、走り湯、網代立岩が熱海ジオサイトとして認定されています。

 
3. 無火災期間　火災統計史上2番目の記録を達成（12月）
熱海市の年間火災件数は10件で、7月22日の火災から1２月14日まで、無火災期間が１４５日となり、昭和23年、熱海市消防本部・消防署が発足して以来、70年の「火災統計」史上２番目の記録を達成しました。

 
4. 消防団第３・第９分団詰所落成（4月）
老朽化の進んでいた消防団第3分団詰所（西部地区）と第9分団詰所（初島地区）を移転・新築し、地域の安全・安心を守る消防団員が活用しやすい新たな消防・防災活動の拠点として整備しました。

 
5. 台風12号接近で市内各所に被害（7月）
7月28日から29日にかけて、台風12号が熱海市に接近し、市内ホテルや公共施設などが破損し、熱海ビーチラインが全面通行止めになるなど市内に大きな爪あとを残しました。
 
 
6. 熱海こがし祭り山車コンクールが50回を迎える（7月）
7月15日・16日、熱海こがし祭り第50回山車コンクールが開催されました。総合優勝は、初となる旭町2丁目、木彫りの部優勝は、和田浜南町でした。今回は山車コンクール50回を記念し、16日の夜には花火も打ち上げられ、多くの人たちの熱気で今年も熱く盛り上がりました。

 
7. 静岡プレデスティネーションキャンペーン開催（5月）
2019年4月～6月に静岡県内で開催される、JRグループなどによる国内最大規模の観光企画「静岡デスティネーションキャンペーン」に先駆け、プレキャンペーンとして、まち歩きガイドの会による熱海の歴史を散策する「ブラアタミ」や熱海御朱印ウォーク、気球遊覧などの商品企画が実施されました。
 

8. 熱海国際映画祭開催（６～7月）
6月28日～7月1日の4日間、第１回熱海国際映画祭が熱海市内各所で行われました。全世界89の国や地域から応募のあった1,508本のうち、コンペティション部門などで選ばれた作品や招待作品、企画作品合わせて82本の新作映画が市内各所で上映されました。6月28日のオープニングセレモニーでは、豪華なゲストがレッドカーペットを歩き、映画祭を盛り上げました。
 

9. 「梅と芸妓」「貫一お宮」のデザインマンホールを設置（2月）
市制80周年を記念して、「梅と芸妓」「貫一お宮」2種類のデザインマンホールを製作し、来宮駅前や熱海梅園、お宮の松周辺に設置しました。「梅と芸妓」は紅白の梅の花と着物姿の芸妓、「貫一お宮」は小説・金色夜叉に登場する貫一とお宮の別れの場面やお宮の松、熱海サンビーチ、海上花火大会を描いています。8月から「貫一お宮」、12月から「梅と芸妓」のマンホールカードの配布も開始しました。
 

10. 齊藤栄氏が第２４代熱海市長に就任（９月）
任期満了に伴う熱海市長選挙が9月2日に告示され、無投票により現職の齊藤栄氏の4選が決まりました。4期就任は歴代熱海市長の中で最長の任期となります。