任期満了に伴う熱海市議選(4月14日告示、21日投開票)に出馬を予定している無所属で元職の会社役員・村山憲三氏(72)の後援会事務所開きが1月29日、市内中央町の同事務所であった。
来宮神社の雨宮盛克宮司の神事に続いて平石啓三郎後援会長が「前回選挙ではわずか44票及ばず、5期連続当選を逃した。今回は通算4度目の後援会長に戻り、総力を挙げて支援する。市議選まであと3カ月弱、日にちが経つのは早い。一番早い後援会事務所の開設でリベンジを果たそう」と村山氏の支援拡大を訴えた。
その後、村山氏が30人を超す出席者を前にあいさつ。「熱海は右肩上がりで観光客が増え、活況が続いていると言われるが、内情は市の税収が年々減り、このままでは高齢者の福祉も維持できない。税収不足を解消するには、凍結されているカジノ誘致、塩漬けの旧岡本ホテルの観光会館新設、渚地区再開発等で投資家を誘致する必要がある。これらのことはいずれも市長の決断で実現が可能だ。市政に対する市民の不満の声を議会で代弁させていただきたい」と力を込めて話した。
市議選(定員15)は、現職15人全員に加えて既に立候補を表明している公明党新人の後藤雄一氏(57)。前県議の橋本一実氏(54)も2月1日に出馬会見することが決まり、泉地区からも新人が出馬の準備を進めている。現時点で村山氏を含めて19人が立候補する見込みだが、さらに増える可能性もある。〝1人落ち〟だった前回から一転、候補者乱立の激しい選挙戦が予想される。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
■後援会事務所 熱海市中央町4ー13 電話0557ー82ー1086
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