世界初、無人ヨットによる太平洋横断に挑戦 熱海からサンフランシスコへ

熱海市の上多賀・戸又港で無人の自律運転ヨット「令和」による太平洋横断計画が進められている。熱海市に隣接する函南町の別荘地南箱根ダイヤランドに住む内田幸夫さん(83)が10年かけて準備を進めてきたもので、令和元年を迎えた5月1日、最終チェックを行い、出航の準備を整えた。気象状態を見て大型連休明けにもサンフランシスコへ向けて出帆する。
「令和」と名付たこの無人ヨットは全長5メートルのカタマラン型(双胴船)。太陽光パネルで電力を得て、GPSなどの機器を動かして位置を確認し、風速によってセールを自動調整しながら8356キロ離れたサンフランシスコを目指す。内田さんのもとには1時間ごとに位置情報が届けられるれる。

関西で駐車場管理会社を経営する内田さんは、以前は所有する大型ヨットでセーリングを楽しんでいたが、ドローンの技術に興味を持ち、無人ヨットの研究開発に専念。ダイヤランドの自宅のバックヤードでヨットを製作し、精度を高めてきた。知人のヨッティングワールド代表取締役の鷲尾誠司さんらの協力を得て熱海からの太平洋横断を決めた。
「昨年9月に世界で初めて無人(自律運転)ヨットによる大西洋横断が成功し、ニュースで流れた。しかし、太平洋横断はまだ誰も成し遂げていない。令和の新時代にふさわしいチャレンジだと思い、出航を決断した」と内田さんは目を輝かせて話した。
計画では、初島から伊豆大島までテストセーリングして微調整したあと、太平洋横断をスタート。順調なら1カ月〜1カ月半でサンフランシスコ沖に到達。仲間と洋上で「令和」を出迎えるという。
(熱海ネット新聞・松本洋二)


出航の準備を進める内田幸夫さん(左)と松田誠司さん

GPSボックス

太陽光パネル



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