コロナ禍で御鳳輦の伝統引き継ぐ 「令和樹神會」細心の御神幸行列

来宮神社例大祭は7月16日、神幸祭を挙行し、御神幸行列は、新型コロナウイルス感染防止のため、規模を縮小して実施した。例年は200人余りが参加し、その中で厄年奉賛会会員が担ぐ御鳳輦神輿が市街を渡御する。しかし、今年は神職と責任役員、祭典委員、医療班と厄年奉賛会会「令和樹神會」(れいわこだまかい)」を含めた50人規模で行い、密になる行列での移動を避けた。
宮出し後、会員が担ぐ御鳳輦神輿は佳秀屋まで渡御し、その後、御鳳輦神輿はトラックに積んで熱海駅経由で熱海サンビーチへ。会員たちは歩いて移動し、浜降り神事を行った。その後、渚小公園でも神事だけを斎行。

午後は、祭典委員会事務所(責任当番町浜町)前から御鳳輦神輿の渡御が再開され、天狗がこがしを振りまきながら先導し、熱海銀座通り、本町通りを通って今井写真館まで担いだ。この間、会員の地元町内では、会員や地元の人たちから祝福を受け、熱海銀座では二見一輝瑠会長や市来広一郎副会長も目頭を押さえた。また会員たちが「麦こがし」が入った袋を振る舞い、無病息災と熱海市の繁栄を願った。
その後、御鳳輦神輿はトラックで神社近くまで運ばれ、最後は会員たちに担がれて宮入りした。

例大祭の締めくくりとなる還幸祭では、二見会長が御神幸行列の成功を祝って三本締めを行い、呼び物の御鳳輦の境内引き回しが行われた。会員たちは前例のないコロナの感染防止という縛りのなかで、ぶじ伝統を引き継ぐことができ、肩を叩き合って感動を分かち合っていた。
本殿では、神女神楽と浦安の舞が奉納され、3日間の祭典を終えた。
(熱海ネット新聞)

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