熱海市の観光名所「アカオハーブ&ローズガーデン」で約600種類の色鮮やかなバラが見ごろを迎えた。同園を運営するホテルニューアカオによると、ことしは天候に恵まれ、梅や桜同様に例年より10日ほど早くベストシーズンを迎えたという。
東京ドーム13個分の敷地に12のローズガーデンが設けられ、世界各国から集めらた4000株のバラの名花が美を競う。新型コロナウイルス対策として東京や神奈川県などに発令されていた緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が5月末まで延長。首都圏からの観光客は少な目だが、愛好家たちが花を眺めたり、甘い香りを楽しみながら絵画のような庭を散策している。春バラの見ごろは6月上旬まで続き、その後、遅咲き種に入れ替わり、7月上旬まで楽しめる。
世界的建築家の隈研吾(くま・けんご)氏がデザインしたカフェ「COEDA HOUSE(コエダハウス)」の海側には、山の斜面を活かしてつくられた展望デッキがあり、海を一望できる。コロナ禍の気分転換に最高のロケーションだ。
同園では、熱海ローズフェスティバルを6月30日まで開催している。
(熱海ネット新聞)
■アカオハーブ&ローズガーデン 1988年に「曽我森林自然公園」として開園。25万坪の敷地に約600種4000株のバラが植えられ、2015年、39カ国のバラ会が加盟する世界バラ会議で民間初の「優秀庭園賞」を受賞。入園するとまず園内バスで一番上まで移動し、降車した後は各ガーデンを散策しながら下る。
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