【文化】福泉寺の首大仏など泉・湯河原の名所を巡る 奥深さを実感


熱海グローリーワイズメンズクラブ(勝又隆吉会長代行)は3月26日、市民ふれあいウオーキングを開催した。一般市民を対象に、毎年開催している恒例イベントで、今年は「泉・湯河原」にコースを設定。参加者42人が隠れた名所を歩いて回った。
JR湯河原駅の土肥実平夫婦像から城願寺、五所神社、福泉寺「首大仏」、光風荘、不動滝まで約5キロのコース。ニューウェルシティ湯河原での昼食をはさみ、隣接する両市町の歴史や文化に触れながらウオーキングを楽しんだ。
源頼朝の挙兵を支えた土肥実平の菩提寺・城願寺では、源氏再興に活躍した「頼朝七騎」の木彫り像を特別に公開してもらった。福泉寺では、江戸時代に名古屋城主徳川光友が母を弔うため城内に建立したと伝わり、戦後、同寺に移された際に肩から上だけになった稀有な「首大仏」などを見学。この日は参加者が4つのグループに分かれ、各グループに湯河原観光ボランティアが付き、時代背景や、保存状態などを分かりやすく説明した。
◆首大仏 千歳川の南岸に立つ曹洞宗の古刹「福泉寺」(熱海市泉)境内に立つ、珍しい陶製の大仏像。江戸時代に名古屋城主徳川光友が母を弔うため城内に建立したと伝わり、戦後、現地に移された際に肩から上だけになったため「首大仏」とよばれている。
◆土肥実平 土肥郷(現湯河原町・真鶴町一帯の古名)を本拠地とした武将。治承4年(1180年)に挙兵した源頼朝は石橋山合戦で惨敗。平家のきびしい追撃をかわし、7・8騎で箱根権現に逃れた際に案内した頼朝の側近。その後、頼朝を真鶴から房総半島の安房国へ脱出させ、三浦一族とともに厚い信任を受けた。
写真=加藤博さん(Glory Atami)提供


土肥実平夫婦像=JR湯河原駅前



「頼朝七騎」の木彫り像=特別公開


湯河原観光ボランティア

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