熱海芸妓の豆一(まめかず)さんが、来宮神社本殿の隣に鎮座する来宮弁財天に鳥居を奉納し、7月15日の来宮神社例大祭の神事終了後、雨宮盛克宮司から感謝状が贈られた。豆一さんは数年前から、来宮神社の例大祭前と年末に同神社責任役員の三宅範之さんとともに、弁財天の池のコイを網ですくって取り出し、水を抜いて泥や落ち葉を除去した後、デッキブラシを使って汚れを落とすなど、清掃奉仕を続けてきた。さらに一昨年コイを奉納したのを手始めに、昨年は池の正面に朱塗りの常夜灯を、そして今年は朱塗りの鳥居を奉納した。
同弁財天は開運、芸能の神として知られ、豆一さんは「熱海芸妓が芸事の上達を願い、ことあるごとに参拝している大切なところ。これからも毎年一つずつご奉仕したい」と話した。来宮神社を訪れた折には、ご神木「大楠」とともにこちらも参拝してほしい。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
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