熱海市下多賀の宮川で7月8日、「2018年下多賀宮川マス釣り大会」が開かれ、夏の日差しが注ぐ中、市内外の愛好家400人が腕前を競った。年間を通じて「宮川」の美化に取り組んでいる下多賀町内会(中島和昭会長)が毎年この時期に主催する大会で、宮川上流の宮中橋から下流の老松橋までの約500メートル間で実施した。53回目の今年は白糸の滝(富士宮市)近くで育ったニジマスを3000匹放流。競技は8日午前8時から同10時半に開催したが、釣りは午後5時まで行った。
「町の川」を憩いの場に観光客と地区住民が一体となって水辺で交流できるイベントとして定着し、下多賀地区の夏の風物詩になっている。近年は市外からの参加者も急増し、この日も川の両岸から大物を狙ってイクラなどを餌に釣り糸を垂らし、大人の部では相川一実さん(秦野市)が55センチ(2・14キロ)の大物を釣り上げ、通産2度目の優勝を飾った。子供の部の優勝は大沼かのさん(沼津市)が53・2センチ(2・05キロ)を射止めて優勝。昨年に続き「小物賞」が設けられ、13センチ(40グラム)のマスを釣り上げた最川竜自さん(横須賀市)が1位に輝いた。
大会本部となった下多賀神社の境内には、マスのつかみ捕りやバーベキューコーナーが設置され、大勢の観光客や市民でにぎわった。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
【大物賞・一般の部】
優 勝(下多賀町内会長賞)55センチ相川一実(秦野市)
準優勝(熱海市長賞)54・4センチ武田明(静岡市)
第3位(市議会議長賞)54・2センチ大川直樹(下多賀)
第4位(市観光協会長賞)54センチ尾登貞光(松田町)
第5位(下多賀農部会長賞)53・6センチ相原幸次(秦野市)
第6位(特別賞)52・2センチ小松和久(下多賀)
【大物賞・子供の部】
優 勝(下多賀町会会長賞)53・2センチ大沼かのさん(沼津市)
準優勝(多賀観光協会長賞)53センチ大沼夏海(沼津市)
第3位(実行委員会委員長賞)52センチ村木航斗(下多賀)
第4位(特別賞)51・2センチ牧野大貴(下多賀)
第5位(特別賞)28・2センチ舘林空(伊東市)
第6位(特別賞)24・6センチ窪田裕花理(下多賀)
【小物賞】
第1位 13センチ最川竜自さん(横須賀市)
第2位 13センチ酒井照夫(島田市)
第3位 17センチ竹澤明廣(静岡市)
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。