【選挙】小泉進次郎氏の応援演説(全録)

熱海のみなさんこんにちは。いい天気になりましたね。なんで、熱海に来て、温泉でなくて演説なのでしょうか。地元の横須賀を留守にして勝俣さんの応援に来ましたが、私、候補者なんですよ。
勝俣さん38歳、私33歳。さっき勝俣さんが5歳違うっていわれましたけど、あれ、私が33歳に見えないってことじゃないですか。ま、よくいわれます。あなたの弟さんのドラマ見たわよって。あれは私の兄です。毎日全国回っている中で、今日はどこ行くのと言われ、きょうは熱海に行きますと言ったら、こんな選挙中に温泉? そういう印象があるくらい、熱海というのは歴史的にも特別の街なんですね。

そんな中で自民党が弱かったところに、勝俣さんが前回の選挙で(熱海で)勝って比例で救われて、今回、また勝つ。また勝つから勝俣。
2回目の当選を迎えて私も自民党の青年局でいっぱい仕事をしてきました。その中でもこの2年間、1回生の中でもこの勝俣さんは私にとって特別なんです。なぜなら、勝俣さんには息子さんが2人おります。長男の名前がコウタロー、次男の名前がシンジロー。びっくりしますでしょう。これお笑いのネタじゃないんです。
なぜかと聞いたら、私の家にあこがれて子供の名前を付けたというのですが、なんでジュンイチローと付けなかったのでしょうね。私、それを聞いたときにありがたいのか、こそばゆいのか。次男坊が悪いことをしたら、おい、こらシンジローとなる。そういう特別の縁を感じるのが勝俣さんなんです。今回の選挙で、静岡県内で応援に入るのは勝俣さんだけなんです。

今回の選挙はアベノミクス解散と言われますが、もちろん、アベノミクスは成功させなければいけません。経済を立て直す。子供たちにこれ以上の借金のツケを残さないという財政の再建。そして毎年コロコロと総理大臣が代わらない政治の安定。さらに私や勝俣さんが考えなければいけないのは、その先にある日本の将来です。アベノミクスが成功して2020年にはオリンピックとパラリンピックが来る。その後はどういう時代なのか。私は今までの日本の国づくりが一変する。新しい時代が来ると思う。
この熱海も人口が減り、若い人たちが大学進学と共に東京に行って東京で大学生活を過ごした後、就職する時も東京の会社。地元に戻ってこない。そういった現象が日本全国どこでも起きています。今、私は内閣府の政務官として石破大臣の下で地方創生担当の政務官をやっています。
地方創生は熱海のように日本全国の中でも熱海と言えば温泉、熱海と言えばレジャー、こういう特別なところ、より魅力的なまちづくりを促すものです。若い人たちもあらゆる世代も東京に行かなければ楽しい人生は送られない。そういうんじゃなくて熱海は熱海で魅力ある地としてこれからどうやって発展させるかという国づくりをやっていくか、ということなんです。

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そんな中でみなさんと話をしていてよく耳にするのは、若い人がいなくなってどうしよう、どうしよう、という声。でもそろそろ発想を変えませんか。もう人口が減って若い人が減るのは熱海だけではなく、国全体の問題なのです。私たちはそういったことを前提にしたうえで、人口が減る中で次の世代に豊かさと活力をどうやったら引き渡すことができるのか、という国づくりをやるべきじゃないでしょうか。
そういう国づくりをやるのがこれからの私たちの世代の役目だと思っています。そのためにはいまアベノミクスが成功するかどうかという時にアベノミクスは目の前のことを成功させないといけないのです。

同時にその先にある国づくりを考えながら、人口が減る中で持続可能性がある医療、介護、年金、子育ての生活の在り方をどうするのか。そして地域の活力が世代間で継承することができて、自分たちが自分たちの地元に誇りを持ちながら生活ができる。そんな日本の構造はどうやったら作れるのか、を試行錯誤しながら、悩みながらみんなで新しい国づくりをやらなければいけない。
だから私は同世代として勝俣さんにたった2年間の衆議院議員の生活で政治生命が絶たれてしまうのは熱海にとって大きな損出。日本の将来にとってもこんなもったいないことはありません。
私は勝俣さんにもう一度勝ってもらいたい。2期目を経験して私は今、2期目の方が間違いなく仕事ができる。そして地元ために貢献できる。地に足がついてより中長期的な取り組みができる。そう思っています。だからみなさんのお力を勝俣さんに貸してあげて国会に送りとどけていただきますよう、心からお願い申しあげます。

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