冬に花を付ける早咲きの桜で知られるヒマラヤザクラ。熱海市では、1968年に原産地ネパールのビレンドラ元国王(当時は皇太子)から桜の種を贈られ、今年でちょうど半世紀を迎えた。その原木が熱海高校前の傾斜地に植えられており、「見頃に入った」という話を聞き、11月27日に足を運んでみると、ご覧のように可憐な淡いピンクの花を無数に咲かせ、春を先取りしていた。
この木から増やしたヒマラヤザクラが市内の長浜海浜公園、渚親水公園、さくらの名所散策路などに植栽されている。
この日、下多賀方面のヒマラヤザクラの開花具合を見て回ったが、多賀中学校、長浜海浜公園、月見ヶ丘公園(網代)ともに見頃を迎え、週明けは満開となりそうだ。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
◆主なヒマラヤザクラ 県立熱海高付近の傾斜地(1本=原木)、渚親水公園(2本)、多賀中学校体育館脇(2本)、さくらの名所散策路(15本)、長浜(29本)
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