500年以上の歴史を持ち、オーストリアの音楽大使として世界各地でツアーを行うウィーン少年合唱団の昨年に続く熱海公演が決まった。市民有志などで作る実行委員会(小椋郁乃代表)は1月15日、熱海市議会議長応接室で記者会見し、5月23日午後2時から、市内桃山町の救世会館大ホールで第2回「ウィーン少年合唱団熱海公演」を開催すると発表した。
5月3日から6月21日まで全国22公演(東京の7公演を含む)の一環で開催し、今年は「シューベルト組」と、彼らを指導し指揮を担うカベルマイスター、オリヴァー・シュテッヒ氏が来日。チケットは大人5千円、5歳~高校生4千円。1月18日からチケットぴあ及び市内取扱店で先行予約を受け付け、2月8日から一般販売する。今年は市内の一部ホテル旅館とセット販売(宿泊+公演チケット)も実施する。
また熱海公演に合わせ、同合唱団のゲラルト・ヴィルト芸術監督が5月2日に起雲閣で熱海の小学生25人に合唱指導する。
左から黒川康正氏、小椋郁乃代表、石渡久照事務局長
熱海公演は実行委員会が主催し、熱海市、オーストリア大使館、熱海温泉ホテル旅館協同組合などが後援。2700席を設け、この内、1000席は市内の小中学生の親子をペアで招待する。会見には、実行委の小椋代表(東京都内で旅行業を営み、熱海に別荘を所有)、黒川康正氏(弁護士・公認会計士)、石渡久照事務局長と米山秀夫、泉明寺みずほ両市議が出席。小椋代表は「音楽を通じてウィーンと熱海の文化交流を図りたい。その第一歩が熱海公演。今後はウィーン少年合唱団に入りたい子供たちを支援していく」と述べた。
熱海公演招待の小中学生および合唱指導の人選については、熱海市教育委員会と校長会が協議して決める。問い合わせ は熱海公演事務局0557(52)4600へ。
(熱海ネット新聞)
熱海公演公式HP…https://wienatami.webnode.jp/
日本ツアー日程…https://www.japanarts.co.jp/wsk/schedule/
■熱海公演歌曲
メンデルスゾーン:我が魂よ、我が主をほめ讃えよ
ウェルナー:野ばら
ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ・シュネル「休暇旅行で」
米津玄師:パプリカ(2020応援ソング)
岡野貞一:ふるさと
J. シュトラウス:美しく青きドナウ 他
■熱海市内のチケット販売店 ゲストハウスマルヤ(銀座町)、井上紙店(清水町)、芹澤百貨店(中央町)、石垣書店(熱海第1ビル)
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