紅葉のピークを迎えている熱海梅園で11月30日、紅梅の八重寒紅(やえかんこう)が開花した。白梅の冬至梅(とうじばい)は10月25日に開花しており、この2つの梅の品種は、上皇陛下の誕生日(12月23日)に献上する。熱海市は、陛下が皇太子時代の1969年から毎年、陛下の誕生日(12月23日)に熱海梅園の早咲き梅の献上を続けている。
今年は献上する梅を15日に切りだし、市役所の温かい室内でつぼみを膨らませたあと、宮内庁のほか、英国大使館と韓国大使館、ブルネイ・ダルサラーム国(ブルネイ)大使館にも持参する。
今週は冬型の気圧配置となり、園内では燃えるような赤やオレンジの紅葉のかたわらで早咲きの梅たちが次々に開花の準備を整えている。今月末には梅が主役に入れ替わる。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
■咲いている梅=12月1日現在 冬至梅1本、八重寒紅3本、八重野梅2本
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