熱海市初島で昨年9月から工事が進められていた熱海市消防団第9分団(宮下泉分団長、22人)の消防団詰め所の移転新設工事が完成し、4月20日、齊藤栄市長、川口健市議会議長、藤曲敬宏県議、新藤康晴区長、稲田達樹消防長、櫻井佳久消防団長、分団員ら約40人が出席して落成式を行った。
新詰め所は鉄骨2階建てで、延べ床面積126平方メートル。1階は車庫と防災資機材倉庫でポンプ車1台と日本消防協会寄贈の軽ワゴンタイプの後方支援車が入る。2階は待機室。窓から台風や高潮、津波などの海上監視ができるように配置した。初木神社近くの高台で海抜19メートル。民有地約600平方メートルを無償で借り受けて建設した。総事業費は約8844万円。
旧詰め所は1982年に建てられたが、老朽化や塩害に加え、海抜7メートルと津波の心配もあることから、高台に移転して新設した。
(熱海ネット新聞)
■齊藤栄市長 初島の新たな消防防災拠点として整備した。今後とも、地域防災の要である消防団との連携強化を図り、常備、非常備消防が一体となり、地域の安全・安心の確保に努めていく。
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