熱海市で2人が新たに新型コロナ感染 成人男性と同居家族の高齢者女性

静岡県は7月12日、熱海市に住む成人男性と、同居する高齢者女性の2人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の感染は95例目(熱海市内8例目)と96例目(同9例目)で、熱海市の感染者は9人となった。ともに感染経路は不明。
県によれば、95例目となった高齢者でない成人男性は、7月6日(発症日)に38度の発熱があり、解熱剤を服用し、解熱した。その日は公共交通機関を利用して市内で短時間の買い物をした後、飲食店を利用した。7日は自宅で療養し、8日に家族の付き添いで公共交通機関でマスクを着用し、医療機関を受診。帰宅後、38度の発熱があり、解熱剤を服用して解熱。9日はバイクでマスクをせず、近所で短時間の買い物をした。その後、自宅療養を続けていたが、11日に37度台の発熱があったことから、帰国者・外来センターへ電話連絡し、公共交通機関でマスクを着用して同センターで受診。短時間で新型コロナウイルスに感染しているかを調べられる抗原検査で陽性が判明したため、保健所の搬送車で県東部の感染症指定医療機関に入院した。現在、濃厚接触者の把握も含めた積極的疫学調査を行っている。

高齢者の女性(96例目)は、成人男性の同居家族で7月7日(発症日)に38台の発熱があり、解熱剤を服用して解熱。8日も38度台の発熱と倦怠感があったため、公共交通機関でマスクを着用して医療機関を受診。風邪薬を処方され、自宅で療養した。その後も37・8度の発熱が続いたため、11日に帰国者・外来センターへ電話連絡し、公共交通機関でマスクを着用して同センターで受診。抗原検査で陽性が判明したため、保健所の搬送車で県東部の感染症指定医療機関に入院した。6日にはマスクを着用して自治会の清掃に参加している。濃厚接触者は調査中。
ともに、現在は症状がない。発症日の14日前までさかのぼって、国外や県外には行っていないという。
(熱海ネット新聞)

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