
熱海社交業組合(小石川勇組合長、加盟63店舗)は29日、市議会議長応接室で劇症型心筋炎を患い、米国での心臓移植手術を待つ富士市の吉岡奈緒ちゃん(6歳)を支援する「なおちゃんを救う会」に3万300円を寄付した。
21日にあった同組合の総会後の懇親会で会員がポケットマネーで集めた浄財金。中村誠会長代行、古谷寿浩会計、顧問の田中秀宝市議が、救う会の佐藤久美子さんと牧野昇さんに寄託した。
佐藤さんは昨年、古谷さんとともに御鳳輦奉仕を行ったメンバーで、なおちゃんの母親・陽子さんとは三島北高時代のソフトボール仲間。同会の立ち上げから尽力し、熱海駅などで募金活動を続けている。
◆米国で手術 なおちゃんは昨年6月、心臓にウイルスが感染した劇症型心筋炎と診断され、静岡市の県立こども病院に緊急入院。今年3月に東京大学医学部付属病院に転院し、米コロンビア大学病院での心臓移植手術が内定した。しかし、手術は医療保険の適用外で、人工心臓を装着したまま渡米しなければならないことなどから、費用総額は2億7000万円。これまで1億7000万円ほどが全国から寄せられている。
募金の問い合わせは救う会事務局=電0545(35)5776=へ。
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