◇大王製紙エリエール・レディス最終日(22日、福島・五浦庭園CC=パー72)
渡辺彩香(22)=ユピテル=は、3バーディー、2ボギーの71とスコアを伸ばしきれず、通算11アンダーの2位。賞金790万円を加算し、今季の総獲得賞金を9866万6583円(5位)に伸ばした。今季の賞金女王が確定しているイ・ボミ(27、韓国)が首位から出て3バーディー、ノーボギーで回り、通算16アンダーで今季7勝目、ツアー通算15勝目を挙げた。
女子ゴルフツアーは大王製紙エリエール・レディースを終え、賞金ランキング25位以内の選手らによる最終戦を残すのみとなったことで来季の賞金シード50選手が決まった。
渡辺彩香は焦りはなかったものの、「チャンスが少なく、流れが良くなかった」と総括した。誰よりもイボミを意識。「負け続けては終われない」と気合を込めたが、最終日、最終組の直接対決は、「ボミさんがボギーを叩かないことは、何度も一緒にプレーしてわかっている。でも、追いかける私は、自分がスコアをどんどん伸ばさないと、勝てないことはわかっていた。そういうことに対して、ショットの調子と気持ちがうまくコントロールできなかったのかもしれません」と反省の言葉を口にしている。公約は今シーズン中に3勝をあげることだ。残りは1戦。「宮崎カントリークラブは去年、初めてプレーしました。私は好きです。とてもいい印象が残った。もう1度、仕切り直しをして、全力投球します」と自身へ言い聞かせるように話し、「期待してください!」と締めくくっている。
文と写真=LPGA
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