
◇大王製紙エリエール・レディス第3日(21日、福島・五浦庭園CC=パー72)
今季6勝で賞金女王に決まっているイ・ボミ(韓国)がボギーなしで7バーディーを奪って65をマークし、通算13アンダーの203で6位から首位に上がった。70で回った渡辺彩香(22)=ユピテル=が3打差の2位、さらに1打差で上田桃子が続いた。
3打のビハインドを追う。渡辺彩香は最終日、渾身一滴の勝負を賭ける。「(首位の)ボミさんは賞金女王。プレーを見ていても、上手だなぁ、と感じます。だから、3打差は結構、遠い」としながらも、「今シーズン、何度も優勝争いで負けているし、負け続けで終わりたくありません」と力を込めた。当然ながら、調子の裏付けがあればこそ。「ショットが安定しているから、きょうはバーディーが思うようにとれなかったけど、ストレスにはなっていない。最終日は第2日のように前半から、ガンガン攻めていくだけです」と宣言した。その意味で、この日の9番のようなチャンスは、絶対にいかしたい。2オンに成功したものの、3パットだった。「ミスをしたわけではないけど、あそこでイーグル、バーディーを決められたら、流れがもっと良かったことは確かでしょうね」。飛距離は絶対のアドバンテージだ。
文と写真=LPGA
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。