熱海市の土屋千秋消防長は7日の熱海消防出初式で式辞を述べ、「昨年の熱海市での火災件数は最近10年で最多の20件(前年比6件増)あったが、犠牲者を出すこともなく被害金額も例年の4割程度で総じて平穏な1年となった。一方で救急件数が2994件(269件減)あり、これは10万人都市に相当する出動件数となっている」を総括した。主な要因は、高齢化社会の進展に伴うものだが、「40年ぶりとなる消防庁舎の完成とともに最新鋭の高機能消防指令システムが運用されたことが奏を功した」といい、「高齢者対策、個人住宅用火災警報器の設置促進を図っていきたい」と話した。
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