
熱海市上宿町の浄土宗法界山「誓欣院(せいごいん)」(長田明頼住職)で大晦日の31日、参拝者による除夜の鐘突きがあり、「ゴーン」という鐘の音が熱海市街に響いた。午後11時から始まり、近隣の人や観光客が「そーれ」の掛け声に合わせて梵鐘を突き、その梵音によって百八の煩悩を消去して新年を迎えた。107打を参拝者が交代でつき、108打目は長田住職がついた。
もともとは地元の檀家や近隣住民が除夜の鐘をついていたが、市の高齢化と少子化が進み、近年は観光客の参加が多くなったという。
参拝者には年越しそばが振る舞われ、大勢の人で賑わった。
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