
熱海商工会議所の内田進会頭など観光、経済、市民、文化5団体の代表者が6日、熱海市役所に斉藤栄市長を訪ね、市民から集めた1万1768人分の署名を添えて、「市民文化ホール(仮称)」の建設促進を求める要望書を提出した。高橋幸雄市議会議長にも同様の要望を行った。
5団体は昨年10月から11月にかけて、署名を集めた。署名には市民を中心に、熱海に別荘を持つ首都圏在住者や近隣市町から熱海に通勤する人たちも協力した。
熱海市では、新市庁舎建設に伴い、2011年4月に観光会館と文化会館を閉鎖。現在、芸術・観光イベントなどを開催する大型施設がないことから、5団体は市が3億9000万円で購入方針を打ち出している「岡本ホテル跡地」への建設を要望している。
斉藤市長は市政80周年にあたる平成29年度の供用を目指している。
(熱海ネット新聞)
◇要望書提出の5団体 熱海商工会議所(内田進会頭)、熱海市ホテル旅館協同組合(目黒俊男理事長)、熱海市観光協会(森田金清会長)、熱海市町内会長連合会(鈴木秀旺会長)、熱海市文化団体連合会(紺野公也会長)
◇斉藤栄市長の話
「観光会館と文化会館に代わるホール建設に対する市民の強い思いを改めて感じた。平成26年度予算に岡本ホテル跡地の取得費用を計上する予定で、予算案を市議会に認めてもらうことに全力を注ぎたい」
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