【県議選】市のリーダーにではなく、市民に寄り添う政治家を

新人・藤曲敬宏氏は9日、市内中心部の清水町や熱海銀座通りなどを勝股孝明衆院議員とともに歩いて回り、投票を呼び掛けた。金曜、土曜が雨予報のため、歩行戦術に切り替えたという。支援者からは「頑張ってください」と激励を受けたが、非自民の市民からも「私は市長派だけど、今回の斎藤市長には疑問を感じます。公人なのだから特定の候補者をひいきにするのはいかがなものかと…頑張ってください」という妙な激励もあった。

陣営には告示前まで「中立」を約束しておきながら、告示日に突如として橋本氏支援を表明した斎藤市長に、批判的な声もある。しかし、選挙戦が残り3日となったこの日、陣営は「市民に寄り添う立場で戦っていくこと」を再確認した。

勝俣氏は街頭演説で「本来政治とは市民の皆さんに寄り添いながら進めていくもの。決して市長や知事に寄り添うものではない。そのことを皆さん真剣に考えて投票していただきたい」。藤曲氏も「私はどんな市長さんであれ、熱海のためには手を組んでやります。それが市民のためだからです。選挙が終わればノーサイド」。二人とも”市長批判”は封印、正々堂々と政策を訴えた。

◇原規公選本部長の話 藤曲たかひろ君は挑戦者であるがゆえ 数々の政治的洗礼を浴びながらも決して挑発に乗らず、市議8年の経験をもとに実に正々堂々と政策を訴え続けています。この一週間においても、老若男女を問わず各所で支援者が集い、一層支持の輪が拡がっていくさまを目の当たりにしました。県議は“市のリーダー”に寄り添うのではなく、“市民”に寄り添う立場でいなくてはなりません。彼を中心に確かな新しい政治の波が起こりつつあります。
厳しい選挙戦ではありますが、あと一歩、一歩前に彼を押し出すべく最後まで全力を尽くす所存でございます。

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