
本格的な夏を前に涼しさを感じてもらおうと、日本画家の坂本武典さんの「手描きうちわと扇子・小品展」が熱海市渚町の自宅アトリエで5日まで開催されている。スイカ、朝顔、紫陽花、富士山、アユなど夏らしいモチーフを描いたうちわや扇子など80点を展示。普段は見ることのできないアトリエも公開され、市民や坂本さんに師事する絵画教室の教え子たちが訪れている。
画室を訪ねると、坂本さんは朝顔の手描きうちわを制作中。ご覧のように透明水彩絵の具で着彩し、色の積み重ねで美しさや力強さを表現していく。いつも柔和な画泊だが、筆を持つと眼光は研ぎ澄まされる。
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