
熱海市議会の自民党統一会派「自由民主党議員団」(所属議員7人)の発足会見が11日、議長応接室であった。第一会派となる同議員団の会長に高橋幸雄議員、幹事長に田中秀宝議員、政調会長に川口健議員がそれぞれ就いた。任期は2年。
自民王国の歴史を誇る熱海市議会は長年にわたり、自民党会派が乱立。改選前も自民党熱海創政会、爽心会、自由民主党熱海梁山泊の3会派に分立し、必ずしも足並みがそろわなかった。自民党の統一会派は議会事務局にも古い資料がなく、正式には分からないが、少なくとも40数年ぶりの”快挙”という。
同会派の全員が出席した会見で高橋代表は「議員定数が15人になったこともあり、自民党がばらばらでは市民の期待にこたえられない。県議選で勝利し、国、県へのパイプがつながった。今度は我々が第一会派を作り、責任を果たす番だ」と説明した。
斉藤市政との向き合い方について、田中幹事長は「これまで通り是々非々で臨む」としながらも「党議拘束こそかけないが、党内でよく話し合い、分裂しない程度に共同歩調を取っていく」と話した。
県議選で市長が公務を離れ、民主党候補を恣意的に応援したことには「当然議会で追求して行く」と戦う姿勢を示した。
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