
任期満了に伴う静岡県議選は3月29日告示され、熱海市選挙区は現職の藤曲敬宏氏(52、自民)以外に立候補の届け出がなく、無投票で藤曲氏が再選を果たした。当選が確定した午後5時すぎ、市内各地区を遊説し終えた藤曲氏が市内昭和町の事務所に戻ってくると、支援者、内田進自民党熱海支部長、自民党熱海市議団らから大きな歓声と拍手が起こった。
藤曲氏は支えてくれた支持者への感謝で目を潤ませ「この4年間、私がやってきた県と国、そして熱海市をつなぐという活動が認められたという思いがある。だからこそ、次の4年も藤曲に託してみよう、やらせてみよう、そういう思いが無投票になったのだと思う」と感謝の言葉を述べ、「逆にいうとそれだけ責任が重い。2期目は1期目以上に責任を果たし、オール熱海でやっていかねばいけない。私の好きな言葉に『信無くば立たず』という言葉がある。政治は信頼関係をしっかりと結ばなければ、なりたたない。この4年間で市民、国県市の行政の職員と信頼関係ができた。それが今回の結果に結びついたのだと思う。次の4年間も驕ることなく、熱海のためにしっかりと働いていく」と抱負を語った。県政については「津波対策などの安心安全のまちづくり、東京オリンピック・パラリンピックに向けた観光施策、熱海港の整備、県水問題の解決、健康寿命の延伸」を掲げ、「しっかりとした市県の枠組みをつくっていくことが大事」と展望した。
後援会女性部の花束の贈呈に続いて、達磨(だるま)ダルマの目入れ式を行い、この日午前の出陣式で入れた左目に続いて祈願成就の右目にも書き入れた。松本晃後援会長代行の発生で「万歳」を三唱し、喜びを分かち合った。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。