
91歳で12期目に挑む無所属の現職・山田治雄氏は4月14日、市内市内清水町の選挙事務所前で出陣式。全国の市議で最年長の第一声に、多くのテレビ局の取材クルーが駆けつけ、注目度はナンバー1だった。
山田氏は、44年間一貫して取り組んできた「市民こそ市政の主人公」「市民に一番近い議員」のキャッチフレーズを掲げ、4期目の齋藤栄市長が取り組む熱海2030ビジョンを「議会の立場で全力で支える」と訴えた。
「熱海市の65歳以上人口は47%を超えるが、裏を返せばそれだけ高齢者になっても、安心して健やかに住める政策が積極的に進められているということ」と強調。今後は障害を持つ未就学児童の支援や教育施設の整備、非正規職員と正規職員の資金格差の是正などを通して出生率の向上に取り組んでいくとした。
自身の健康問題については「大丈夫か、年齢のことを考えてえ見てはどうか、という声も沢山いただいたが、ご覧のように健康そのもの」と不安説を一掃した。
齊藤市長 は「V字回復した熱海をさらに発展させ、豊かな暮らしを実現するためには、市民のために働く山田治雄議員が必要」と投票を呼びかけた。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
■山田治雄(やまだ・はるお)昭和2年、熱海市生まれ。91歳。帝京商業学校を中退し海軍航空隊に入隊。行政書士。市議11期。元議長。
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