沿道の人々が盛大に神輿に湯を掛ける「湯かけまつり神輿パレード」が5月25日(土)夜、湯河原町と熱海市・泉公園で開かれる。江戸時代、温泉を大名家や御用邸に献上した歴史にちなみ、熊野神社(湯河原町)の例大祭に合わせて開催する。両市町の境を流れる千歳川の上流「藤木川」の不動滝を午後7時に出発し、宿泊客の女性神輿、湯河原睦会、素鳶、巽連の神輿が、見物客からお湯をかけられながら約2キロを練り歩く。沿道には温泉の「湯」が入った樽(1000樽、約60トン)がずらりと並び、観客が神輿めがけて威勢よく「湯」をかける。
メーン会場の湯河原観光会館前広場到着は午後8時。フィナーレ会場の泉公園には午後9時に到着(火入れ式午後8時50分)。泉太鼓の演奏や神輿甚句が響き渡るなか、勇壮な練りがいくつも重なり、クライマックスを迎える。
パレードで交通規制されるため、見物にはバスが便利。伊豆箱根バスが午後6時33分から同9時33分まで湯河原駅と会場近くの理想郷バス停まで折り返し運行する。以降は通常運転に戻る。
(熱海ネット新聞)
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