
熱海市の齋藤栄市長は6月27日の市議会6月定例会に森本要副市長の任期満了に伴う後任の副市長に経産省総務課グローバル産業室室長補佐の金井慎一郎氏(36)を新任する人事案を提出し、同意を得た。任期は7月1日から4年間。
市長は提案説明で「金井氏は経済産業政策局産業構造課や大臣官房総務課グローバル産業室において民間活力の向上や我が国の産業のあるべき将来像の検討などに尽力されてきた。今般、招聘するにあたって日本全般を俯瞰(ふかん)する幅広い視野とともに基礎自治体運営の現場視点を持って産業振興や経済対策に対して采配を振るっていただけるものと期待している」と述べた。
金井氏は同意の議決を得た後、本会議であいさつし、「身が引き締まる思い。積極的に現場に出て、皆様の教えを請いながら私自身の専門性を生かして熱海市の課題解決のために全力尽くしていく」と話した。
(熱海ネット新聞)
■金井慎一郎(かない・しんいちろう) 1982年(昭和57年)11月生まれ、36歳。明治大学法学部卒。2006年経産省入省。資源エネルギー庁、経済産業政策局、慶應義塾大学大学院(METI留学)を経て2017年10月から大臣官房総務課グローバル産業室室長補佐。
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