
囲碁で史上初の「10代名人」となった芝野虎丸名人(19)は10月9日、対戦・宿舎となった熱海市昭和町の「あたみ石庭」で一夜明けの会見を行い、心境を語った。
前夜は打ち上げ後に入浴し、日付が変わるころにベッドに潜り込んだが、すぐには眠れなかったという。家族や棋士仲間からLINEで「おめでとうスタンプ」が100件超届き、返事をして眠りに就いた。
午前8時半からの会見では、「眠いです。普段は10時くらいまで寝ているので」と笑顔で話し、「実感はこれからゆっくりと感じていくのかなと思う。タイトルをとったので恥ずかしくない碁を打とうとは思いますが、あまり気にしすぎてもしょうがない。これまで通り頑張りたい」と抱負を述べた。会見には都内から主要メディアが駆け付け、熱海から史上初の「10代名人」誕生を全国に発信した。
(熱海ネット新聞)
■「あたみ石亭」 熱海を代表する高級旅館の一つで、全国各地から集めた銘石を至る所に配して庭園が造られ、その中に京風数寄屋造りの離れが点在。対局は離れの貴賓室「弓ケ浜」。
■今年の名人戦7番勝負会場
①ホテル椿山荘東京(8月27、28日)
②シャングリ・ラ・ファーイースタン プラザホテル台北(9月10日、11日)
③岐阜グランドホテル(9月17、18日)
④宝塚ホテル(9月25、26日)
⑤あたみ石庭(10月7、8日)
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