熱海市は3月29日、市消防団第2分団詰め所の落成式を福道町の同所で開いた。来賓や分団員が見守る中、齊藤栄市長が鈴木将之分団長に伝達証書を交付し、団員たちは気概を新たにした。
旧詰め所は1975年(昭和50年)に建てられ、45年が経過。老朽化と耐震性に疑念が生じたことから、近くの静岡地方法務局熱海出張所横に移転新築した。
鉄骨2階建て、延べ床面積177平方メートル。1階は車庫と準備室、資機材庫、ホースタワー。2階が給湯室と会議室。総事業費は約7248万円。昨年12月から工事を始め、2月末に竣工した。
式典には齋藤市長、竹部隆市議会議長、藤曲敬宏県議、櫻井佳久消防団長、稲田達樹消防長ら30人が出席。市長は「新しい詰め所の完成を機に、なお一層、市民・観光客の安心安全に努めてほしい」と激励。櫻井団長は「第2分団は中部地区の消防防災の拠点で、詰め所の新築は分団員の念願だった。一致団結して活動に励んでいく」と謝辞を述べた。
第2分団の新築移転の完了で、各分団の耐震化が整った。
(熱海ネット新聞)
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