熱海市では毎年6月の第1日曜日を中心に、梅雨時期の衛生向上と夏の観光シーズンに備えて各町内会が河川や市道の側溝などの一斉掃除を行う。しかし、今年は新型コロナウイルスの感染防止のため、それぞれの町内会が日時をずらしたり、各組ごとに実施したりして、分散して開催する。
西山町内会(22組で構成)では、休校していた市内の小中学校が6月1日から再開することから、予定を早めて5月31日に実施。第一小学校や来宮神社周辺などの側溝や垣根の雑草を除去した。この内、14組では竹部隆町内会長(市議会議長)など17人が参加し、午前8時から約2時間にわたって汗を流した。竹部町内会長は「高齢化が進む中、毎年、この清掃に参加するために帰省する若い人もおり、大変助かっている。欠かせない町内行事」と話した。
一部の組は次週に開催する。
今年の来宮神社例大祭は、新型コロナウイルスの影響で規模を縮小し、神事だけを斎行するが、祭りを迎える準備は粛々と進んでいる。
(熱海ネット新聞)
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