新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が全面解除されて最初の日曜日となった5月31日、熱海サンビーチは家族連れらの行楽客で賑わった。感染症拡大防止のため、4月29日から封鎖してきた市営駐車場(東駐車場、和田浜駐車場、第1親水公園駐車場、第2親水公園駐車場、渚駐車場)が5月29日に再開され、市内外から次々に自家用車などで訪れた。
この日まで、市と県は国道135号沿いに「いまは静岡に来ないで」という看板とのぼりを設置。首都圏などからの移動自粛を要請していたことから、県外ナンバーは半数ほどだったが、6月1日に看板やのぼり撤去。今週末は県外からの来誘客の増加が予想される。
熱海銀座通りや駅前の商店街にも人出が戻り、市民からは「ようやく経済活動が再開する」と歓迎の声が聞かれる一方で、「規制の緩和は諸刃の剣、第2波が心配」の声も。とにもかくにも、戦後最大の経済危機を迎えている熱海は、新たなステージに突入する。
(熱海ネット新聞)
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