熱海市は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急経済対策の第2弾として「市民向け宿泊プラン」を実施する。市民と別荘所有者(別荘税納付者)の希望者に、5000円分の宿泊クーポンを1000枚配布(1人最大4枚)し、市が宿泊料金の一部を助成することで、市内の宿泊施設利用を促し、宿泊事業者を支援する。
6月中旬から8月末までの期間限定で実施し、クーポン券は同行者が利用したり、複数回に分けて使用することもできる。
新型コロナウイルス禍で冷え込んだ観光需要を喚起する国の「Go To キャンペーン」(予算規模1・7兆円)が7月下旬から始まるまでのタイムラグを埋め、1000泊分の需要を呼び込むことで経済復旧を後押しする。
これに合わせ、市は6月8日まで市内宿泊施設に対し、通常の料金より割安で魅力的な「オリジナル宿泊プラン」を募集。プランを設けた宿泊施設は、市のホームページなどで紹介する。約100施設の参加が見込まれている。
利用する市民と別荘所有者は、希望する宿泊施設に予約し、宿泊時にクーポン券を添えて宿泊料を支払う。宿泊施設へはクーポン券の枚数に応じた額が市から交付される。クーポン券の配布方法は、今後、発表する。
(熱海ネット新聞)
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