

来宮神社例大祭で「神女神楽(みこかぐら)」を奉納する小川寧子(おがわ・ねね)さん(第一小1年)が7月10日、神社本殿で公開稽古を行い、祭典委員や取材陣に披露した。神女役の小山太一さんと櫻井佑介さんを従え、笙(しょう)や篳篥(ひちりき)、神楽笛などの曲に合わせて本番さながらに舞い、1カ月続いた舞いの稽古の成果をお披露目した。
御神女(おみこ)は同神社とゆかりが深い氏子から毎年1人選ばれる。今年は責任当番町・浜町の浜町観光通りで「そば処 更科」を営む小川桂大さん、祐理子さん夫妻の長女・寧子さんが務め、15日の例大祭本祭神事、16日の神幸祭、還幸祭で「神女神楽」を奉納する。寧子さんは「みんなの前で稽古するのは初めてなので緊張した。本番では、一つひとつを丁寧に務めたい」と話した。
同神社の書庫には、およそ800年の歴代の御神女の名が残されており、伊豆國霊社・来宮神社の歴史を今に伝える。
(熱海ネット新聞)


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